Jan 10, 1998  次回予告『音』…,とか言ったものの nag.さんから頂いた x11amp はバイ ナリでいただいて,X の再設定 (今まで 256 色だった) をしたらあっけなく 動作 (XF86Config もそのままいただく始末) して,特に記す事も無いのであっ た…。  ネットスケープも動いているし,メールの読み書きもできるようになり基本 的な生活を kopanda で営む事が可能になった。  いつでもどこでも駄文をしたためる…。テキストプロセッサとして必須にな りつつある。  今回は記録に残すような進展が無かったので,タケチのテキストプロセッサ としての mule の Tips を紹介する事にする。 # Tips と言ってもまだまだ初心者。ちょっと入門書をみれば解る事ばかり…。 【M-x auto-fill-mode】  まず起動して唱える呪文がコレ。  指定したコラム数で自動的に改行してくれる。  default では 70文字 (.emacs に (setq default-fill-colmun 値))  禁則処理も自動にやってくれる。  職業柄(?),日本語の組版には細かい方だが今のところ,バカな禁則処理は してないようだ。手作業でしていた頃,メールを作成する時,一番気になって 無駄に時間をかけていただけに,この機能だけでもう mule は手放せない。  ~/.emacs に, ; auto-fill-mode on (add-hook 'text-mode-hook '(lambda () (auto-fill-mode 1)))  と記述しておくと,Mew でメッセージを作成する際に自動的に fill モード になるので幸せ。 【日付】  こういう日記風の文章を書いているとタイムスタンプを挿入したくなる。  いろいろやり方はあるようだ。  C-u M-! date [RET]  シェルコマンドを呼び出す…,という少々反則気味な技。  date の代わりに cal なんかしても面白い。 January 1998 Su Mo Tu We Th Fr Sa 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31  ~/.emacs に (global-set-key [f12] (lambda () (interactive) (insert (current-time-string))))  と書いておくと,[F12] キーを押すと,Sun Jan 11 13:54:49 1998 とタイ プされる。Lisp は全く読めないので上記2行で何故こうなるのかは全く不明。  ホームディレクトリに diary というファイルを (空でもいいから) 作って おいて M-x calendar [RET] とすると画面の下半分に3カ月分のカレンダーが 表示される。起動した瞬間は今日だが好きな日付にカーソルを移動しておいて id とタイプすると,先の diary ファイルの末尾に日付を入れて開いてくれる。  まさに diary ファイルである。  日付のフォーマットはこの文章の1行目参照。  このカレンダー機能はまだまだ (使いこなせない程) 面白い機能がある。  C-h i で Emacs ー> Calendar/Diary とオンラインヘルプを読み進めるとい ろいろ書いてある。  月齢なんかも計算してくれる。ちなみに今度の満月は, Tuesday, January 13, 1998: Full Moon 2:19am (JST)  だそうだ。  こんな調子で mule + canna で無限に楽しむ事ができそうだ。