1997/12/8  カーネルのコンパイルをしているうちに X が起動しなくなる。  後に気が付いたのだが,これはマウスの設定を“適当”にしていたためであっ た。チャンドラの場合,PS/2 にしておかなければならない。 1997/12/11  pcmcia-cs-2_9_12.tar.gz を取ってきてインストールしてみる。 # make config # make all # make install  まずは手前の“素直な”スロットに突っ込んでリブート。  ピポッ!! Megaherts CC10BT/2 Ethernet …,と認識してくれた。  X ジャックなコネクタの為,手前のスロットだとタイピングが非常にしんど い。なんとかして奥のスロットで使いたいものだ。 http://www.st.rim.or.jp/~adats/WL/  より,chandra でのセッティング例を参考にソースの修正に挑戦。  ちゃんどらでの例が3つあるのだが,それぞれ微妙に違う。根拠の無いただ の直観で適当にチョイスしていく事にする :) modules/i82365.c i365_base = 0x3e2 cb_io_base = 0x3e4 extra_sockets = 1 irq_mask = 0x8a00 pool_interval = 100 cardmgr/probe.c i365_base = 0x03e2  と修正してコンパイル。まだダメ。  順番は関係ない,というのも報告されていたのだが i82365.c にて isa_probe() を呼ぶのを pci_probe() の前に持ってくる。  結果,見事3つのスロットでの認識に成功。  とりあえずは Ether を1枚後ろに突っ込んでいるのだが,将来的にはモデ ムと PHS のアダプタカードを突っ込んで3スロット全部を埋めようと思って いる。用意しているカードが全部 USRobotics (Megahertz) というのは,トラ ウマというか貧乏時代の憧れというか,何かがあるのかも知れない :) 1997/12/13  ふと気がつくと APM が無効になっている。カーネル再構築だとか PC カー ドだとかでバタバタしているうちにオプションを外したようだ。  もう,カーネルの再構築は“慣れっこ”make config も恐くない。 [n] Ignore USER SUSPEND [y] Enable PM at boot time [y] Make CPU Idle calls when idle [n] Enable console blanking using APM [y] Power off on shutdown  で,ここでハマッたのがまたカード。  散々コンパイルして,ふと pcmcia の再インストールをしてみる。…と簡単 に解決。カーネルのコンパイル後は pcmcia もコンパイルせにゃイカンようだ。  また X が起動しなくなった。いや,起動しても“無”が広がっているだけ になってしまった。マウスをクリックしても何のメニューも出ない。リソース 一式を忘れ去ってしまったような感じ。JE の入れ直しとかやってたからか なぁ…。  結局 fvwm95 をインストールして解決(?) とする (今までは fvwm2 を使っ ていた)。  ウィンドウマネージャも中途半端な defalt の設定のままで使っているので, 大変使いにくい。カスタマイズに走ろうかとも思うのだが,コレを始めるとコ リコリに凝ってしまって先に進まなくなりそうなので *まだ* 自粛している。  お楽しみは最後…,というワケ。 1997/12/14  少し疲れてきたので息抜きに Netscape Communicator 4.04 を入れてみる。  江後田さんのページ (http://www.bekkoame.or.jp/~egota/index.html) か ら日本語パッチキットも取ってくる。  特に問題もなくインストールに成功。  しかし,日本語パッチが効いていないような気がする。大体このパッチって のは何をするのか解っていない所がある (ネスケって元からインターナショナ ルじゃなかったっけ?)。  要町フォントを取ってきておかないとダメなのかな? 探しに出かけるが見付 けられなかった。まぁボチボチ行こう。  とりあえず自分のページ (ここ) に行ってみる。 『お〜,狭い。フォントが汚い!!』  が第一印象。記念に一言伝言板に何か書こうか,とした所。 『日本語が入力できない!!』  江後田さんちのパッチはコレを解決する為のものだったのか,と納得。  mule + canna が出来たので安心して(?) kinput2 は放っていたのだが,こ こら辺も固めておく必要がある。  かんなついでにメモっておくと,  ','キーで「、」が最初に変換候補で出て来るのを「,」に変えるため, /usr/local/canna/lib/default.canna を変更。 (defsymbol ?. "。" "." "." ?, "," "," "、" )  これは,なぐさんの mary メモで教えていただいた。  panda (MkLinux) の canna は再コンパイルとか何だかやって無理矢理実現 しようとして“何だか変”になっていたので大変助かりました。  Linux の事情(?) が解ってきたのか,slackware はなるほど皆が言うように パッケージ管理があまいような気がしてきた。  MkLinux からこの世界に入ってきたワケだけど,MkLinux は RedHat ベース らしい。今思えば (って,まだあるよ Mac) rpm コマンドのラクチンだった事。  まだ環境も整いきっていないし,今なら“乗り換え”も簡単だなぁ。  ここはやっぱり,Debian だろうか? ターボなんていうラクチンパックにも 気が引かれている。  ちまちまと構築がやりたくて,ちゃんどらを Linux マシンにしたのだが, ここにきてラクチンをしたくなるとは,何とも勝手なヤツだ。