panda 誕生秘話

1997年 9月某日
世間は MacOS8 だなんだと浮かれている。ウチの Mac は PowerPC と言えど第一世代。CPU 周波数は 80MHz,メモリも 24Mbytes と少々ご老体。
へそ曲がりの私としては,こういう今でこそ BeOS が面白いぞ。と Be を入れようと情報収集を開始。なんと第一世代 PowerMac は BeOS サポート対象外マシンになっているのを確認。初期のデベロッパリリースでは動作していたので愕然とする。

Be よりも更にフロンティア。自由な世界を発見。
MkLinux for PPC
『なんでもっと早く思い付かなかったのだろう』
1997年 10月 5日
MkLinux 用にハードディスクのパーティションを切る。
インストールしたバージョンは DR2.1 update2
ホスト名は "panda"
『まるペの1巻を買ってしまった心境』
1997年 10月 29日
日本語環境の構築だなんだといじっているうちに,MkLinux のバージョンがDR2.1update5 になっている。update4 から shared library 化されていて…,とかなんとか…。関連 (日本語) web にて update5 インストールの手順を発見。
やってみる -> 結果 X が起動しなくなる。
後に気付くが毎月くらいのペースで update されているとの事。
追っかけなんかせずに,固めるべきだった』
後悔先に立たず。
1997年 11月 18日
壊滅状態に陥ってしばらくイヤになっていたのだが,いつまでも逃避しているワケにはいかない。気合を入れて日本語環境一式を再インストール。
1997年 11月 19日
RC5-64 のクラッキングに panda でも参戦。
『やっぱ,タケチ家の計算機は 24時間稼動しちょかんといかんにゃぁ…』
…で,今(1997年 11月 24日)
まずはメール環境の構築…,と,いろいろパッケージとかソースとか集めてきて,あーだこーだと悪戦苦闘している。
“基礎知識”の不足でしっかりしたドキュメントがあるにも関わらず『わからん』てな状況です。
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