1999.7.21  先週,パシフィコ横浜で開催された Java Developer Conference 99 Tokyo に行った際に,pcmcia のモデム及び PHS カードが認識しなくなっている事が 発覚!! # 24時間以上ネットに接続しなかったのは,もう何年ぶりだろう…。  今までは pcmcia って突っこんだら認識していたし,ether のカードは調子 良く使えているので,こんな事態は想定していなかった。  カードを突っこんだ時の dmesg は, serial_cs: register_serial() at 0x0110, irq 9 failed  単純にカーネルと,pcmcia を再コンパイルしたら直るのか,どうしようか と悩む事しばし…。  いろいろ調べていると,起動時に ttyS0 ttyS1 ttyS2 ttyS3 とやたら出来 ている事に気付く。  で,たどりついたのが,/etc/serial.conf ###AUTOSAVE### /dev/ttyS0 uart 16550A port 0x03f8 irq 4 spd_normal skip_test session_lockout /dev/ttyS1 uart 16550A port 0x02f8 irq 2 spd_normal skip_test /dev/ttyS2 uart 16550A port 0x03e8 irq 11 spd_normal skip_test /dev/ttyS3 uart 16550A port 0x02e8 irq 2 spd_normal skip_test  これの ttyS0 の行だけを残しコメントアウトして再起動…。すると,また ttyS3 まで復活する,しかも /etc/serial.conf まで復活してる。  う〜む,と悩みながら,隣りにあった /etc/serial.conf.orig (誰だ?! こ んなファイルを作ったのは? 憶えが無いなぁ…) を見てみる。  冒頭のコメント, ###AUTOSAVE### # # If you do not want autosave switched on, delete the AUTOSAVE line above # # This is a sample serial.conf file. You should uncomment out and modify # the relevant lines as necessary.  何やらシャットダウン時に AUTOSAVE が働いて“復活”しているみたい。  1行目の ###AUTOSAVE### を削除。  ttyS0 の行だけ残してコメントにする。 /dev/ttyS0 uart 16550A port 0x03f8 irq 4 spd_normal skip_test session_lockout #/dev/ttyS1 uart 16550A port 0x02f8 irq 2 spd_normal skip_test #/dev/ttyS2 uart 16550A port 0x03e8 irq 11 spd_normal skip_test #/dev/ttyS3 uart 16550A port 0x02e8 irq 2 spd_normal skip_test  めでたく PHS カードを認識した。  ttyS0 も生きている (PalmPilot で確認)。  これで出張も恐くない。