Window Maker & Gnome 日本語化 1999.4.8. Thurs.  Gnome-panel のメニュー文字列がバケる。  libc6 周りのアレ…,かと思って諦めていたのだが,不具合なく使用してい る…,ような事を Debian-ML で見かけたので,気合いを入れて真剣に環境を 整えるのに挑戦。  まず,~/.xsession にて,環境変数 LANG と LANGUAGE を指定してやる。 export LANG=ja_JP.ujis export LANGUAGE=ja  すると,見事に Gnome-panel が日本語化される。  logout -> "ログアウト" だとか,about -> "情報" だとか,日本語のリソー スを最初から持っているとは,驚き。  …が,今度は Window Maker のメニューがバケる。  バケる感じからみて文字列は日本語っぽい。これは Gnome と同様,Window Maker もリソースを持っていると推測。フォントの再設定でうまくいくと確信 して調べてまわる…。  wsetfont なる,フォントリソースを再設定するコマンド (シェルスクリプ ト) の存在を知る。  引数を japanese として実行すると…,書き換えられたのは, ~/GNUstep/Defaults/WMGLOBAL ~/GNUstep/Defaults/WindowMaker  の 2つのファイル。  でも,コレでもバケている…。フォントが入ってナイのかな? と思って,自 分で上記のファイルをいろいろいじってみるがダメ。  いろいろ調べていると,Window Maker を漢字を通すコンパイルオプション で,コンパイルしておかないといけないのだと判明。  deb パッケージのままではダメか,ソースパッケージを取ってきて,カスタ マイズ debian パッケージを作ろうかと思ったら,やっぱり既に作っている人 が居るのを発見。 http://www.debian.or.jp/~kitame/debs/wmaker/  ここから,漢字オプション付き Window Maker パッケージを取って来て幸せ になる。  Window Maker もここまで日本語化されていたとは…。  環境変数だけでこんなに瞬時に切り換わってしまうとは…。libc6 の威力な のか何なのかよく解らないが,幸せ。  いっきにいじり過ぎてドレが良かったのか,解らないけど,netscape navigator も英語パッケージのままで
のボタンもバケずに日本語が通っ てるし,ノープロブレム状態になっている。  しばらく,デスクトップはこのままにしておこう…。