Oct 16, 1998  Mew の設定。  1 個の Mew で複数アカウントを管理しようと思い立つ。  メールアカウントはプライベート用と仕事用,それと大量のメーリングリス ト受信用の 3つを 3つのユーザアカウントで 3つの Mew を立ち上げて管理し ていたのだが,それはそれで不便であったし,Mew + im のコンフィグのいじ り方が Mew メーリングで話題になっていたので挑戦。  ~/.im/Config に case 文を使用する事により,複数の設定を切替えられる。 case foo User=foo FromDomain=baa.com PopAccount=foo/POP@hoge.pop.server Smtpservers=hoge.smtp.server  これは,メールアドレス baa@baa.com で pop サーバが hoge.server,smtp サーバが hoge.smtp.server の時の例。Mew のサマリモードで C にて切替え る。  ドラフトモードでは,C-cC-o にて Config: ヘッダを出して切替える。  ドラフトモードでダイナミックに From: を変える為に, mew-mail-domain-list と mew-from を nil にしておく。 ~/.emacs (setq mew-mail-domain-list nil) (setq mew-from nil)  Config の推測をさせる為に,これも追加 (setq mew-config-insert-when-prepared t) (setq mew-config-insert-when-composed t)  また,仕事メールは仕事アカウントで,メーリングリストはメーリングリス トアカウントで発信する為に mew-config-guess-alist の設定をする。 (setq mew-config-guess-alist '(("To:" ("shigoto.co.jp" . "shigoto") ("takechon" . "takechon") )))  こうやっておくと,shigoto.co.jo 宛てには case shigoto,takechon 宛て には takechon の設定で送信できる。  Config を切り替えながら pop してくるのは面倒なので,一気に全部の pop サーバから取って来る Config を設定しておく。  ~/.im/Config に以下を追加。 case all_pop Assoc= +inbox=pop/POP:USER1@USER1s.popServer;\ +inbox=pop/POP:USER2@USER2s.pop.server;\ +inbox=pop/POP:USER3@pop.USER3.server  巡回するサーバ毎にパスワードの入力を促される。パスワードはいかなる形 態でも残さない主義だったのだが,面倒だし,どのアカウントのパスワードを 入れたらいいのか解りにくいので,ファイルに置く事にする。  ~/.im/Config を変更。 UsePwFiles=yes PwFiles=password  こうしておいて,~/.im/password に pop/POP USER1s.popServer USER1 user1password pop/POP USER2s.pop.server USER2 password2 pop/POP pop.USER3.server USER3 passwordUSER3  と記述しておく。  このファイルは厳重に保管しておかなければならない…。  席を立つときは,たとえ数秒でも xlock を心がけよう。私は .xsession に xautolock -corners +000 &  を書いている。マウスカーソルを画面左上に持っていくと xlock が起動す る。  そうそう,シグネチャ管理用に c-sig を導入。  c-sig の設定は ~/.emacs に以下を追加。 ; for c-sig (autoload 'add-signature "c-sig" "c-sig" t) (autoload 'delete-signature "c-sig" "c-sig" t) (autoload 'insert-signature-eref "c-sig" "c-sig" t) (autoload 'insert-signature-automatically "c-sig" "c-sig" t) (autoload 'insert-signature-randomly "c-sig" "c-sig" t) ;;; Mewでシグネチャを対話的に選択する設定 (setq mew-draft-mode-hook (function (lambda () (define-key mew-draft-mode-map "\C-c\C-i" 'insert-signature-eref) (auto-fill-mode 1) )))  最後の mew-draft-mode-hook は Mew の FAQ のままでは Fill モードが消 される(?) ので (auto-fill-mode 1) を付け加えてみた。Lisp は全くもって 解らないのだが,これでちゃんと動いているみたい。