03/17/1998 FTP からの dselect が可能になる。 perl-base_5_004_04-5.deb perl_5_004_04-5.deb libnet-perl_1_0502-1.deb dpkg-ftp_1_4_9_2.deb を,手動で dpkg --install xxxxx.deb とインストール。 たったコレだけのパッケージに何故苦労したかと言うと,perl 関連のファ イルが無かったのだ。 旧パッケージだと libc5 が要るだの libc5 は libc6 と当たってダメだ…, と依存関係地獄にハマっていたのだ。 そうこれは出来たてほやほやのパッケージ。 dselect での Access メニューで FTP を選択してもちゃんと動いた。 サーバを国内のミラーサイト ftp.jp.debian.org に指定。 ディレクトリは /pub/Linux/debian/hamm 後は適当にパッシブモードを使うとか,ログイン名は anonumous でパスワー ドはメールアドレス,プロキシーは使わない…,と入力する。 バイナリパッケージのダウンロードディレクトリはどこにするのかも聞いて 来る。デフォルトでは /var/lib/dpkg/methods/ftp となっていたので,Alt + F2 でコンソールを切り替えてディレクトリの確認。ftp は無かったので mkdir して続行。 と,一通り入力すると,おもむろにパッケージリストを更新したみたい。 書き直していいかとか,クリアしとくで…,とか聞かれる。答えは言われる がままのデフォルト指定。 ビカビカビカッ…と,何やらファイルの受信をしてメインメニューに戻る。 次は恐怖の (?) Select メニュー。 Select メニューで表示されているパッケージのバージョンが ftp サイトの ファイルと同じである事を (裏コンソールで ftp ログインして) 確かめて安 心する。 1400 以上ものパッケージ…。手動 dpkg で依存関係地獄にハマるよりは楽 になった筈。 とっつきの悪いユーザーインターフェース。じっくりと help を読んで,先 人達が絶賛する機能を把握しなければならない。 平日だし FTP だとそれなりに時間がかかるだろうと,インストールの本番 は週末という事で,終了する。 (実はデフォルト最小限を入れようとしてコンフリクトの報告をされ,メニュー で迷子になった。) とにかく,ウチの ahiru ちゃんは Debian Linux になる!! 03/20/1998 dselect の FTP の設定: ftp site: ftp.debian.or.jp passive mode : y username: anonymous password: takechi@mad.scientist.com debian directory: /pub/Linux/debian FTP proxy: n distributions: hamm/hamm directory to download: debian distributions のディレクトリは space で区切って複数可能,みたいな事 が書いてある。debian-jp と debian-non-US (これは pgp を入れたいダケ) も 一緒にインストールしたかったのだが,いざインストール,ftp でパッケージ を get する段階になって,そんなファイル/ディレクトリは無い…,などと取っ て来れなかった。 debian directory と distribution の関係を調整すると何とかなるのかな? と,思いながらもまずはベースだけでいいかと上記の設定に落ち着く。 2時間近くかかった…。 いろいろ入ったみたいだが,man と gcc が嬉しい (それくらいしか解らない)。 dselect の世界もだいぶん馴染んできた。 馴染んでくると『なるほど,コレは面白い!』という具合。 第一印象が『なんじゃ? コリャ?!』と複雑怪奇だったのが不思議に思える程 シンプルで解りやすい世界である事に気付く。 1000 以上のパッケージ,これらを選択するだけで簡単に (ホントか?) 使え ると思うと,サマリを読んで,依存関係を見ていくだけで楽しくなる。