03/09/1998 pcmcia の NIC の認識がどうしてもできない。 web より pcmcia 関係の最新パッケージを取って来てインストールしてみる。 libc パッケージがいるだの,いろんな依存パッケージを次々にインストー ルしていくウチにムチャクチャになる。 xxxx がインストールされてないのでインストールできない…,てな具合。 unstable の開発途上パッケージ Hamm を入れてみようと思い付く。 Debian の FTP サイトの /debian/hamm/hamm/disks-i386/current/ (1998-02-20 に link されてる) にて,FD イメージを取って来る。 と,そこに base2_0.tgz なる7メガ程のファイルを発見。中身を除くと何 やら基本的なファイルが詰まっている感じ。ルートにコピーして, # tar zxvf base2_0.tgz を実行。ドドドン!! と展開された瞬間。login プロンプトに戻る。何か変。 ホスト名が none になっている。えっ?! ログインできない?! passwd その他全てのファイルを書き換えられてしまったようだ…。 FTP に置いてあるくらいだから使い道はあると思うのだけど,手を抜かずちゃ んと FD ベースで入れようと観念する。 03/10/1998 Hamm (1998-02-20) インストール ちゃんと FD ベースでインストールする。 Rescure Disk Device Driver Disk Base が 1から6まで (Bo (1.3) より1枚多くなっている) 後,インストール途中に作成する Boot Disk の合計9枚の FD が必要。 インストール自体は滞り無く終了。 root パスワードと一般ユーザの登録をして dselect が起動するが,ここで 即 Quit。事前に取ってきておいた pcmcia 最新パッケージ, pcmcia-cs_3_0_0-2.deb pcmcia-modules-2_0_32_3_0_0-2k5.deb を dpkg にてインストール。今回は前回のように libc のバージョン云々の文 句は出ずに正常にインストールされる。 再起動すると,ピポッ!! と eth0 が認識された!! でも netstat では eth0 が出て来ない。 netconfig コマンドにて再設定しようとすると…,このコマンドは Slackware だけなのか見当たらない。 うーん,どこに記述するのだろう。 NIC の認識に成功しているから峠は越したはずだ。 03/14/1998 …と,ウロウロと生まれ変わったマシンを徘徊してまわる。 ちなみに Debian を入れるンだし,ゼロからの再出発なもんでホスト名を変 えた。 ahiru MkLinux が panda で次に kopanda ってのはあまりにも `芸' が無かったの でいろいろと悩んでいたのだ (悩んで付け直した名前がアヒルかい?!)。 動物シリーズで行こうと自分でルールを定めており,Debian だから 'D' で 始まる動物は…,と探し始めて duck を見付けて 『ダックよりはアヒルちゃんの方がいい』 と,嫁さんの一言で決定。 今後,ネーミングルールは娘 (8か月) のお気に入りのオモチャ路線になる かも知れない (って,そうそうマシンも増えないか…)。 ウロウロしているウチに,/etc/pcmcia/ に network.opts を見付ける。 中を覗くと ip やら gateway を指定しているようだ。 適当に編集して再起動してみる。 Bingo! 思惑通りに netstat -r で eth0 が表示される。 ダイアルアップルータ MN128-SOHO にログインできれば Internet に出かけ られる。 さぁ,dselect で ftp インストールだ!! [次回予告] FTP インストールには dpkg-ftp パッケージが要るのであった。 再び依存関係地獄か!?