リポジトリ復活
cvs -q add xy2005/xc2005-02-14
cvs -q commit -m "2005.2.14"
これで今日の登録終了。
2005年01月23日以来コミットしていなかったので,ほっとする彼。
「いつから“記録”を残しているの? 何のために“書いて”いるの?」
そう聞くと彼は遠い目をして語ってくれた。
11歳の時,地球を離れる事になって,その時に仲良しだったクラスメイトに分厚い日記帳をもらった事がきっかけと言う。
言葉も習慣も違う新しいその星で彼はその日記帳にその日の想いを綴る事で“正気”を保てたんだと,少し照れながらその *始まり* を聞かせてくれた。
この宇宙に僕という *偏り* が存在した事の証。地球という星があった,その連続性を止めたくないから,毎日書いていると…。
彼によると,彼の紡ぎ出す言葉はハードワイヤード可能な“文字列”だと言う。
「僕は,僕という存在,地球という文明をコードとして残しておきたいんだ」
古い実行ファイルを起動したそのターミナルに表示される文字列。
その“コマンド”は今この瞬間にも *予測可能な文字列* を出力し続けている。
今日の登録,終了。